Blog No.8 2023/12/29

テーマ8:ワイヤーを取り込んだ桜の枝



発信者:加藤辰彦
プロフィール

 

 12月に入ってテーマ7を投稿したと思ったら、もう年の瀬です。早いですね、今日を含めてあと三日で今年が終わります。今年最後のテーマとして、少し珍しい現象をご紹介します。

 冒頭の電線の写真は今月の14日に撮影したものです。場所は、地元所沢の航空記念公園の近くを流れる東川という小さな川の側道上です。この側道には桜の木がたくさん植えられていまして、桜のシーズンには大変奇麗な風景となります。
 この側道を散歩していたのですが、電線(あとでよく見たら提灯などをかけるワイヤーでした)に何やらひっかかっていることに気が付きました。何だろうと思いながらよく見ると、桜の枝の切れっ端です。そういえば先月に大規模な剪定作業をしてすっきりと明るくなったな・・・と思いつつ更によく見ると、何と!ワイヤーが桜の枝の切れっ端を貫通しています。

 う~ん、何でこうなったんだろう?と首をかしげましたが、すぐに気が付きました。桜の木の枝が成長する際に、そこにあったワイヤーを取り込んでしまったんだ。そして、剪定作業の際に取りきれなくて枝の切れっ端として残ってしまったんだ。そうとしか考えられない。しかし、こんなの初めて見ました。
 とりあえず、スマホしか持っていませんでしたのでスマホ写真を撮りました。それが冒頭の写真です。

 ちなみに上の写真はスマホで目いっぱい望遠にしたところです。まあ、スマホで望遠はちょっと画質的に無理がありますね。

 木の力は凄いな・・・と思いつつも怖さも同時に感じました。まあ、でも継続は力なりの様な教訓的な意味合いも感じられ、来年はしぶとく生きよう・・・などと思いを新たにしました。

 以 上